幕政の改革
【2000-本】 古い年代順に配列
ア 株仲間を解散させ、物価引き下げをはかった
イ 七分積金をもとに、江戸町会所によって都市貧民を救済する体制がつくられた
ウ 消防制度を整備して、町火消を設置した
答➡ウ、イ、ア
【近世06】(2008年・本)江戸時代の貨幣。
1.幕府が銀座を開設し,丁銀・豆板銀を鋳造させた。
2.外国人が銀貨を日本に持ち込み,多量の金貨を海外へ持ち出した。3.金貨の単位で表された銀貨が,はじめて鋳造された。
答➡
【近世06解答】[1→3→2] 1.銀座が開設されたのは,江戸時代初期(17世紀初頭)。3.南鐐二朱銀のこと,田沼時代(18世紀後半)に鋳造された。2.安政の五カ国条約締結後の貿易開始により,日本は欧米に比して金安・銀高だったため金が海外へ流出した。
【近世07】(2000年・本)江戸の都市政策。
1.株仲間を解散させ,物価引下げをはかった。
2.七分積金をもとに,江戸町会所によって都市貧民を救済する体制がつくられた。
3.消防制度を整備して,町火消を設置した。
答➡
【近世07解答】[3→2→1] 3.町火消は享保の改革(8代将軍徳川吉宗)で整備された。2.七分積金は寛政の改革(11代将軍徳川家斉・老中松平定信)の政策。1.株仲間解散は天保の改革(12代将軍徳川家慶・老中水野忠邦)。
享保の改革
人材登用 |
側用人の廃止➡譜代大名の重視 1723【足高の制】➡旗本の登用と経費削減 大岡忠相・神尾春央ら 【荻生徂徠】(政談)・【田中丘隅】(民間省要)らの登用 |
財政再建 |
倹約令 1722【上げ米】実施 大名1万石につき100石上納、江戸在府半減、参勤交代緩和 年具増徴:検見法➡【定免法】 新田開発➡【町人請負新田】の奨励 |
殖産興業 |
実学の奨励➡漢訳洋書輸入緩和 商品作物栽培の奨励➡甘藷栽培【青木昆陽】・櫨・朝鮮人参 |
商業対策 |
物価高・米価安に対応 米価対策➡堂島米市場公認、元文金銀(悪貨)の鋳造 物価対策➡【株仲間の公認】 商工業者の同業者組合を広く幕府公認とした |
都市対策 |
【目安箱】設置➜庶民の意見を聞く➜【小石川養生所】設置する 防火対策➡【町火消】の設置(いろは47組) |
その他 |
【公事方御定書】制定➜裁判基準、町奉行の大岡忠相が中心 【相対済し令】➡金銭貸借の訴訟は受理しない |