15 センター過去問 政党政治と政治改革 ★★★頻出
1990年代連立政権
問 1990年代の連立政権に関する記述として最も適当なものを,次の①~④のうちから一
つ選べ。
① これまでの連立政権を見ると,衆議院において過半数の議席を占めている政党が,連
立を組んだことがあった。👉過半数を占めていないから連立を組むのだ!
② 内閣法が改正され,各政党に所属する衆議院議員の数に応じて,連立政権内の閣僚の
人数を比例配分することが,義務づけられた。👉
③ 政党助成法が改正され,政党交付金の窓口を連立政権内の最大政党に一本化すること
が,各政党に義務づけられた。
④ 連立政権の組合せが変わるたびに,政権の安定度を高めるため,連立内の各政党の党
首が入閣してきた。
1994政治改革四法 2002追試
問8 1994年の政治改革四法についての記述として最も適当なものを,次の①~④の
うちから一つ選べ。
① 政治改革四法は,リクルート事件などスキャンダルが続発する中,自民党が分裂
し,その結果成立した非自民連立政権によって推し進められた。
② 衆議院議員選挙では,従来の小選挙区制に代わって,全国単位で選ぶ比例代表区
と小選挙区とを組み合わせた小選挙区比例代表並立制が導入された。
③ それまで自由に行われていた政党への企業献金が,金権政治の温床になるとして
禁止された。
④ 政党への公的助成が導入されたが,公金を私物化する事件などが多発したことで,
世論の批判もあり,その後廃止された。
圧力団体 2005追試
問 圧力団体に関する記述として適当でないものを,次の①~④のうちから一つ選べ。
① 圧力団体は,国政レベルの総合的な政策綱領(マニフェスト)を策定して国民に宣伝し,
特定議員を通じて議会に働きかけ,その実現のために努める。
② 圧力団体は,特定候補や政党のために,選挙資金や選挙応援の人員を供給するなどし
て,自らの組織を集票機構として作動させることがある。
③ 圧力団体は,議員に働きかけ,議会対策を通じて自らの業界や組織にとって有利な政
策内容を政府に実施させようとする。
④ 圧力団体は,自らの利益に反する法律案に対しては,議員を通じてその成立を妨害し
たり,法案の内容を変えようとする。