第2回  労働問題と雇用環境の変化


問1 22 正解③

③は正しい。2000年代には雇用についての規制が大幅に緩和され、労働市場の流動化が進んだ。その結果、1990年に20.0%だった非正規雇用労働者の割合は急速に高まり、2013年には36.2%にまでなっている。

①は誤り。これはニートでなく、ワーキングプアである。

②は誤り。雇用を確保するため労働者一人当たりの労働時間を減らすことを、ワークシェアリングという。

④は誤り。女性の社会進出の進展や高学歴化を背景に、男女間の賃金格差は徐々に縮小している。

 

問2 23 正解③

③は正しい。1980年代後半に上昇し続けていた地価と株価が1990年に下落し始め、景気は急速に落ち込んだ。雇用情勢もこれを反映し、1990年に年平均2.1%だった完全失業率は、2002年には5.4%にまで上昇した。

①は誤り。完全失業率と有効求人倍率は、ともに雇用情勢を測定する指標である。

②は誤り。時間のずれではない。

④は誤り。求職者数が増加すれば有効求人倍率は下落するはず。

 

問3 24 正解① 🐱問

 

問4 25 正解③

①は正しい

②は正しい

④は正しい

 

問5 26 正解④

①は誤り。自衛官や警察官が団結権をひけらかしたらおかしい。

②は誤り。正当な理由があれば拒否できる

③は誤り。正当な争議行為なら責任を負うことはない。